[HCM pro] ハイコンスレまとめサイト [HCMP]
■No.20-00 NRX-044 アッシマー
  2005年11月10日出荷 2,100円

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■ACCESSORY
 大型ビームライフル、汎用ビームライフル、開き手(左)、プラ製アンテナ、MS・MA両形態対応スタンド。

■CHECK POINT
 塗装は顔を。モノアイレールの赤い縁取りを良く見ておきましょう。その他個体差は特になく、アンテナもプラ製が付属しているので曲がっていても無問題です。

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■IMPRESSION
 MS形態では劇中のバランスに近い良好なプロポーションになっています。モノアイ周辺の密度感や、胸下部や腿上部のインテークなど、HCMP独自のチラリズムも健在です。
 パネルラインについては最近の物にしては珍しく不満が多く聞こえました。MA形態を意識したパターンが「模様」として主張して見えた為のようです。

 今回は明確なポロリポイント内部メカ表現はなく、強いて言えば胸のハッチ内部がそうなのかなといった程度。モノアイカバーである顔面も簡単には外れないのでストレスなく弄る事ができます。

 手首はリックディアスと同じ仕様で武器を保持可能。専用大型ビームライフルの他にハイザックやマラサイが使用した汎用ビームライフルも付属しており、TV版にあった二丁拳銃が再現出来ます。ただMK-Uのサーベルを持てないのが残念。
 申し訳程度ですが、バックパック下部のバーニアも2つセットで可動します。

 ランナーのパーツは塗装とかち合うゲートが無く、綺麗に切り取ることができます。
 ただ大型ビームライフルのグリップは動きが渋いので、組み立てる際に少し緩めに加工した方が良さそうです。

散弾ではな!
 可動については変形を優先した結果か、デスティニー以前の水準になっています。具体的には、腰が前屈のみで回転しない、肘膝の可動が90度、肩が前後にスイングしない、など。一見動きそうに見える所が動かない焦れったさは否めません。

 首は肩との干渉を避けながらの横回転+上方向に可動。これはデザインの都合ですが顎を引けないのは残念。
 肩はアーマーの独立可動が健在。関節の根元が微妙に可動するものの水平までは上がらず。
 腰は変形用の可動を活かして前屈姿勢が取り放題。カトキ立ちにも重宝します。
 股関節は動きを妨げる物がない為動きは良好。膝は腿後部のアーマーが干渉して二重関節ながら90度。膝アーマーを起こせば前方にも90度曲がるものの、ガウォーク形態以外ではまず使用しません。足首は引き出し式で接地性はまずまず。

 全体的に関節の保持力は向上しているようです。

何だッ!?

 MA形態はハイザックを載せるなんて可哀想に思えるほど小さく可愛いです。

 変形時には手首を取り外します。大型ビームライフルの腰部への接続はHGUC方式なので装備したままの変形は不可能。ここはHGUCとMIAのマイナス面ばかりを受け継いでしまった感があります。

 変形時の各部ロックは確実で小気味良く、特に畳んだ脚部の一体感などは良く練られています。
 気になる点は円盤の小ぶりさ(これは仕方ありません)と、MA時に前方へ露出する股関節下部のゲート跡。後者は整形色が暗色なのも手伝って白化が非常に目立ってしまいます。

アウドムラに当たる!
 スタンドはディアクティブセットとは少々趣が違います。
 ディアクティブの物が上下の傾斜+左右回転の構成でMSのポージングに特化していたのに対し、アッシマーの物は上下の傾斜+左右の傾斜になっています。これはMA形態での演出を考慮したものでしょう。
 上下の傾斜もディアクティブではクリック可動式でしたが、アッシマーでは3段階の差し換え調節タイプになり、耐久力を重視しているようです。

 頻繁にポーズを調整する向きには感覚的に使用出来るディアクティブ。デザインの統一感を重視したり、MSを重ねたりなどタフな使用をするならアッシマーのスタンドがお勧めでしょうか。

box runner
■BOX&RUNNER
front
■FRONT&REAR
rear


■MA形態
ウォドム?


■サイズ比較


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